今日の寒さは頚椎から左肩の疼痛を酷くした。
母の点滴の時間に、レーザー治療を済ませる。
レーザーをした後は、幾分か疼痛が治まるが、5分を待たず、疼痛は激痛へと変わる。
老いぼれ医師が昨日は「筋膜炎」と言いながら、今日になると「交通事故による自律神経失調症」と病名を替える。
「むちうち症」「頚椎椎間板ヘルニア」「うつ病」「脊柱管狭窄症」「筋膜炎」――――。
「難病指定」にかかる病が４つ。
勝ち取る福運を積まなければ。
母の容態は油断は出来ない。
決して楽観視してはならない。
御家一大事のこの時。
忍辱の鎧を身に纏い、妙の前立てを頭に差し上げ、悲哀の二字をかなぐり捨てて、進むのみ。
