2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【名将になりきる】

一度、裏切りにあった医者にまた行かなければならぬようになった。 レーザー治療が、やはりその病院にしか設置されてないからだ。 軍門に下るような気がして、二度と行くものかと決めていたが、 身体の痛みには、どうしても、そのレーザー治療しか効かない。…

【寂しさと口惜しきかな五月病】

無口な日々だ。 完全な思考停止。幹部に当たった。 それだけで今日は勝利だろう。もう一度、最初から「新・平家物語」を読み返す。なかなか集中力がなく、数行読んでは休憩を繰り返す。この一行一行が、いずれは血肉となりん。この瞬間も血肉となりん。

【寂寥感】

本当の私は、孤児根性の塊なのかも知れぬ。弱い弱い意気地なしだ。寂寥感に覆われた我が心。強がりはやめて、身の丈で生きたい。正直な生き方、以前のように元気いっぱい生きられたら。 生きられるのだろうか。 人として生きるのが、寂しくてならぬ。 どうか…

【鬱々と夜明けを待つ】

とうとう朝になってしまった。 昼間寝込んだ分、夜が眠れなくなった。しかし、口が重い。 無口で無表情。 生きながらにして亡霊の様だ。カメラを手に取るのも億劫。 ただ、頭を垂れて浅い呼吸をしている。「心ってのは難しくて、自分の思うようにいってしま…

【思うこと】

やはり、私はおかしいのか――――。そんなことをふと思った今日。二月の終わりごろ、私は幹部指導を受けた。その幹部に会えと言われた。会って指導を受けろと言われた。 その幹部を家に招いて指導を受けろと。 玄関先では失礼だから、仏間に上げなければならな…

【壬生義士伝】

浅田次郎の「壬生義士伝」を読み始める。今日は体調が悪かった。 連日のローン会社からの督促の電話に辟易している。いや、一種の恐怖を感じる。目をつぶって、これからの為さねばならぬ事を考える。苦痛だ。しかし、こうなったのは私自身の責任。 対処法を…

【辛抱の履歴書――水戸泉眞幸】

私はくまおばちゃんの影響を受けて育ったので、大の相撲好きだ。今は特定の力士のファンがいるというわけではないが、相撲はとかく大好きだ。 今から17年前、茨城県水戸市出身の力士が幕内優勝を飾った。平成4年7月名古屋場所。ケガと病気に苦しみながら、我…

【タゴールの詩】

「おお、詩人よ、夕べが迫って」「おお、詩人よ、夕べが迫って、お前の髪は灰色に変わってきた お前はお前の孤独な瞑想の中で、来世のたよりをきこうとしてるのか?」「もはや夕暮だ」と詩人は言った。「私は耳をすましているが、それは村から誰かが訪ねてき…

【新・平家物語】

一読しただけでは、物語の輪郭しか捉える事が出来ないので、 もう一度、図書館より借りてくる。「天地人(上・下)」も息抜きの為に、再び借りる。今日は風呂に入る前に、白髪染めをする。明日は母の病院。背骨が痛い。 早めに薬を飲む。新・平家物語の若き日…

【緊張状態が解けない】

家の納戸を喫煙所にするべく、黙々と片付ける。やっと半分の要らない物を処分する。天井まで山と積み上げられていたゴミや雑誌等々、気が遠退くようだったが、ここまでくれば、六合目位にたどり着いたか。まだまだこれからも片付け作業が続くかと思うと、鬱…

【天地人を読む】

原作で描かれる直江兼続は、ドラマで描かれるイメージとは程遠い。原作は良い。 余計な説明も極力省いた簡潔な描写が良い。 ドラマの天地人の直江兼続も憎めないが、原作の兼続は惚れ惚れするほどの人間味のある青年だ。 「新・平家物語」の長編に読み疲れ、…