2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【師弟を安売りするな】

童門冬二氏の描く「吉田松陰」がなかなか読めないでいる。興味深いエピソードが書かれているのに、疲れて読めない。 母の胃の内視鏡検査の結果は再来週中に出る。内視鏡で撮った画像を見せてもらったが、やはり酷かった。私が心配ばかりをかけたせいなのだろ…

【ぎりぎりの決心】

いよいよ天地人の「御舘の乱」が佳境に入ってきた。今日の天地人の中で、印象として残ったシーンは、 やはり兼続が武田軍に乗り込み、高坂弾正昌信に直談判する場面だ。いつでも斬り掛かれるよう取り囲む武田の兵を前に、青ざめる泉沢と与七に、兼続が落ち着…

【面白くもなき世を面白く】

今日は疲労困憊。 言葉も出ない。病院にも行かず、灯油とガソリンと子らの食べ物を買う。 疲れた。 高杉晋作の本を読破する。 晋作は「面白くもなき世を面白く」と辞世の句で詠んだ。 晋作のように生きられたら、と思う。晋作は志半ばにして結核に冒された事…

【老醜】

あのような老人にはなりたくないものだ。医師という権威を笠に患者に威張るなど、 殺されてえのか老いぼれ、と思う。 金があってもなくても、あの程度の老人で終わりたくはないものだ。

【こころの相談】

市で二ヶ月に一度行う「こころの相談」というものに行ってきた。 インフォードコンセプト的な思いで、自分の状態(心身)を問診したのだが、 市の健康づくり課の女性が、どうも疎ましく、自分の聞きたい事の十分の一も聞く事が出来なかった。 ただ、相談の担当…

【痛みの中で】

今日の寒さは頚椎から左肩の疼痛を酷くした。母の点滴の時間に、レーザー治療を済ませる。レーザーをした後は、幾分か疼痛が治まるが、5分を待たず、疼痛は激痛へと変わる。老いぼれ医師が昨日は「筋膜炎」と言いながら、今日になると「交通事故による自律神…

【定額給付金の通知が届く】

みかん星人から戴いた「篤姫の想い」という芋焼酎を昼間呑んだ。酒類は禁じ手だったが、天地人の再放送を観た後、 どうしても酒が呑みたくなり、芋焼酎のジンジャー割りを作り、呑んだ。少しだけ酔ったが、後は爆睡してしまった。酒豪で鳴らした頃が懐かしか…

【伊達政宗の魅力】

独眼竜政宗―――言うまでもなく、有名な北の覇者である。今日はさらっとだが、政宗の生き方に触れた書籍を手に取った。 武将の辞世の句は一様にして、苦渋と諦めと悔しさが滲み出るもの。ところが政宗だけは違ったという。 政宗は根っからのポジティブ人間だっ…

【慈無くして偽り親しむは是彼が仇なり】

Y氏のブログを久々に覘く。座談会について、滔々と書いていた。私は疑問だ。彼は「公人」だ。 いくら匿名の世界であっても、「公人」として、自分の置かれた立場を省みることができないものか。匿名性を良いことに、 自分の主張をネットに書き込む姿勢は遺…

【保険屋オヤジを徹底的に叩き潰すの巻】

病院のリハビリテーションと家の往復の毎日。保険屋に休業保障申請書の件で、先日9日(月)に問い合わせてみた。 そして私の保険会社に提出しなければならない診断書と医療報酬明細書を取り寄せる件について、 担当者に再度問い合わせた。回答は「○○さん(わし)…

【私はもう泣きませぬぞ】

最愛の母・お藤が逝去し、悲しみに暮れる兼継の前に 紅映える美しい紅葉がはらはらと落ちていく。ふと目を向けると、紅葉の向こうにお藤が立っている。また幼き与六に「紅葉の教え」を説きながら、「越後のような家臣になれ」と告げる。兼継は澄んだ眼でその…

【近況報告】

床に伏せながら、一日一日を繋ぐ日々。 しかし、負けてはいない。 誰が白旗を揚げようか。 私をなめてはいけない。 後れ馳せながら、疾走の志士・高杉晋作を読んでいる。戸田先生が「晋作には会いたかったな」と言われた言葉が頭から離れず、 図書館から借り…

【小沢一郎】

小沢氏と西松建設の噂は以前からあった。 小沢氏にとっては、いきなり第一秘書が逮捕されるというシナリオは 考え付かなかったのだろう。 小沢には油断があった。 それは「政権交代」という悲願。 それだけに全神経を集中させていたのだろう。 小沢を始め、…

【春雪】

屋根から雪が地面にドスンドスンと音を立てて落ちている。真夜中。雪景色を眺める。春雪。 心静かに己を見つめる。私は何を憤り、伏せているのだろう。ざらついた心。布団の中で、昏々と寝ては起き、宙を見ていた。 時間が止まっているような錯覚。 背の奥が…