【長渕剛を聴きながら】

母は頑なに入院を拒んでいる。3日の入院も嫌だと云う。金銭的な問題ではなく、そのまま家に戻れなくなってしまうのではないかという思いがあるようだ。結局、私が母の通院に付き添いながら、合間を縫って、自分のリハビリを行わなくてはならず。これも致し方…

【師弟を安売りするな】

童門冬二氏の描く「吉田松陰」がなかなか読めないでいる。興味深いエピソードが書かれているのに、疲れて読めない。 母の胃の内視鏡検査の結果は再来週中に出る。内視鏡で撮った画像を見せてもらったが、やはり酷かった。私が心配ばかりをかけたせいなのだろ…

【ぎりぎりの決心】

いよいよ天地人の「御舘の乱」が佳境に入ってきた。今日の天地人の中で、印象として残ったシーンは、 やはり兼続が武田軍に乗り込み、高坂弾正昌信に直談判する場面だ。いつでも斬り掛かれるよう取り囲む武田の兵を前に、青ざめる泉沢と与七に、兼続が落ち着…

【面白くもなき世を面白く】

今日は疲労困憊。 言葉も出ない。病院にも行かず、灯油とガソリンと子らの食べ物を買う。 疲れた。 高杉晋作の本を読破する。 晋作は「面白くもなき世を面白く」と辞世の句で詠んだ。 晋作のように生きられたら、と思う。晋作は志半ばにして結核に冒された事…

【老醜】

あのような老人にはなりたくないものだ。医師という権威を笠に患者に威張るなど、 殺されてえのか老いぼれ、と思う。 金があってもなくても、あの程度の老人で終わりたくはないものだ。

【こころの相談】

市で二ヶ月に一度行う「こころの相談」というものに行ってきた。 インフォードコンセプト的な思いで、自分の状態(心身)を問診したのだが、 市の健康づくり課の女性が、どうも疎ましく、自分の聞きたい事の十分の一も聞く事が出来なかった。 ただ、相談の担当…

【痛みの中で】

今日の寒さは頚椎から左肩の疼痛を酷くした。母の点滴の時間に、レーザー治療を済ませる。レーザーをした後は、幾分か疼痛が治まるが、5分を待たず、疼痛は激痛へと変わる。老いぼれ医師が昨日は「筋膜炎」と言いながら、今日になると「交通事故による自律神…

【定額給付金の通知が届く】

みかん星人から戴いた「篤姫の想い」という芋焼酎を昼間呑んだ。酒類は禁じ手だったが、天地人の再放送を観た後、 どうしても酒が呑みたくなり、芋焼酎のジンジャー割りを作り、呑んだ。少しだけ酔ったが、後は爆睡してしまった。酒豪で鳴らした頃が懐かしか…

【伊達政宗の魅力】

独眼竜政宗―――言うまでもなく、有名な北の覇者である。今日はさらっとだが、政宗の生き方に触れた書籍を手に取った。 武将の辞世の句は一様にして、苦渋と諦めと悔しさが滲み出るもの。ところが政宗だけは違ったという。 政宗は根っからのポジティブ人間だっ…

【慈無くして偽り親しむは是彼が仇なり】

Y氏のブログを久々に覘く。座談会について、滔々と書いていた。私は疑問だ。彼は「公人」だ。 いくら匿名の世界であっても、「公人」として、自分の置かれた立場を省みることができないものか。匿名性を良いことに、 自分の主張をネットに書き込む姿勢は遺…

【保険屋オヤジを徹底的に叩き潰すの巻】

病院のリハビリテーションと家の往復の毎日。保険屋に休業保障申請書の件で、先日9日(月)に問い合わせてみた。 そして私の保険会社に提出しなければならない診断書と医療報酬明細書を取り寄せる件について、 担当者に再度問い合わせた。回答は「○○さん(わし)…

【私はもう泣きませぬぞ】

最愛の母・お藤が逝去し、悲しみに暮れる兼継の前に 紅映える美しい紅葉がはらはらと落ちていく。ふと目を向けると、紅葉の向こうにお藤が立っている。また幼き与六に「紅葉の教え」を説きながら、「越後のような家臣になれ」と告げる。兼継は澄んだ眼でその…

【近況報告】

床に伏せながら、一日一日を繋ぐ日々。 しかし、負けてはいない。 誰が白旗を揚げようか。 私をなめてはいけない。 後れ馳せながら、疾走の志士・高杉晋作を読んでいる。戸田先生が「晋作には会いたかったな」と言われた言葉が頭から離れず、 図書館から借り…

【小沢一郎】

小沢氏と西松建設の噂は以前からあった。 小沢氏にとっては、いきなり第一秘書が逮捕されるというシナリオは 考え付かなかったのだろう。 小沢には油断があった。 それは「政権交代」という悲願。 それだけに全神経を集中させていたのだろう。 小沢を始め、…

【春雪】

屋根から雪が地面にドスンドスンと音を立てて落ちている。真夜中。雪景色を眺める。春雪。 心静かに己を見つめる。私は何を憤り、伏せているのだろう。ざらついた心。布団の中で、昏々と寝ては起き、宙を見ていた。 時間が止まっているような錯覚。 背の奥が…

【百花に先駆けて咲く使命】

病院に向かう車窓。途中、山の中腹に咲く紅白の梅林がある。綿のような雪を纏い、静かな佇まい。 菜種梅雨。 雨や雪にさらされながら、 梅は満開の姿。 梅は百花に先駆けて咲く。 小さき儚なげな花なれど、 実は大地の先駆者だ。厳寒の中、鮮やかに咲き誇る…

【天地人】

無気力な1日。ただ「天地人」を観ることだけが愉しみ。深い深い台詞の応酬。師弟を知らぬ人間。 「義」に対して無知な人間にはわからぬ台詞。師弟の継承は、謙信より兼続へ。 涙なしではみられぬ。

【憤怒の涙】

今夜の会合は参加せず。図書館から借りてきた直江兼続の本、源義経、戦国時代の軍師、幕末志士の本を読んでいた。 会合から帰ってきた姉よりY氏より今回の土地問題の贈与税に関するコピーを預かってきたと。その紙に書いてある内容に目を通し、今まで堪えて…

【堪忍の日々】

毎日のリハビリ生活は想像以上に体力と気力を奪う。早く痛みのない通常の身体になりたいものだ。自分を叱咤激励しながら。本当は口も利けぬほど、疲弊しきっている。本当は立ち上がるのも困難なのだということを、誰でもいいから察して欲しい。無性に煙草が…

【心療内科の扉】

私が最も苦手な病院は心療内科だ。まず受診前夜は緊張で無口になる。主治医のM医師との噛み合わない会話が嫌なのか、10分間の診察時間が苦痛でならぬ。冷徹な医師を相手に、自分の近況を伝えるのは疲れる。 心療内科の扉は、とてつもなく重く冷たい。そして…

【太鼓の響き】

私はまだ「医者」というものを信用していない。よく考えれば、手放しで人を信用しなくなったということかも知れない。 今日、新しい病院へ行き、整形外科の医師の診断を受け、再度レントゲンとMRIの検査を受けた。以前の病院で撮ったMRIやレントゲン画像は、…

【名将の決断】

書店にて「名将の決断」を購入する。創刊号は「勝者・織田信長 敗者・坂本龍馬」の特集だった。勝者の戦略と、敗者の誤算の、それぞれのポイントを挙げて、検証している。薄い本ながらも、読みやすく、執筆陣も一流。切れ味鋭く名将の采配を分析している。こ…

【もみじの教え】

大河ドラマ「天地人」より以下抜粋。「わずか五歳で景勝の小姓となった兼続。 雲洞庵に入るときには「行きとうない」と必死で訴え、その泣き顔にお藤や惣右衛門は胸を痛めた。 そんな息子にお藤は、主従の関係をもみじに例えて説得する。燃え上がるようなあ…

【いい気になってはいけない】

今日、昼の衛星中継に参加する。最前列の椅子に陣取り、字幕を目で追いながら、先生の言葉を聴き逃すまいと、 かじりつくように指導を聴き入った。先生は奥歯の調子が悪いらしく、話しづらそうだった。 姉は先生の口調を聞いて「あ、先生、入れ歯の調子が悪…

【義経観】

義経関連の本を、一通り読んでみた。感想を言うならば「人の見方とは十人十色。当てにはならないものだ」ということ。 四冊の本の中で、やはり際立っていたのは宮尾登美子の「義経」だった。女性の観点で、戦乱の世に翻弄された女性たちに向けられた視線が柔…

【信長の生き方】

図書館に本を返却する。今日借りてきたのは、10冊。『損害賠償請求の方法』 『自己破産の手続き』吐き気のする内容のものと、源義経の伝記、宮尾登美子が書いた『義経』、 義経に関連する本を多く借りる。 織田信長の本も借りた。 図書館の駐車場で、タバコ…

【正義の安売り】

今日はY氏からメールが来た。妙な勘が働いて、「これは探りだな」と感じた。 その勘が当たっているかどうかは別として、Y氏は不穏な動きを察知しているのは確か。Y氏に斬り込んだO氏は、やりとりのログを保存して、そのままO代表の連絡先にポストしたとの事…

【煙草に思う】

家で自由にタバコを吸う事が出来ない私は、禁煙パイポを愛用している。一番のお気に入りは「プロポリス健康パイポ」◆タバコを吸う方 ◆ストレスを感じる方 ◆のどをよく使う方 ◆中高年の健康維持にみつばちの抗菌物質のプロポリスが配合されているらしく、それ…

【今日の一日】

今日は、久々に唱題会に参加できた。 婦人部の皆さんに混じって、力いっぱい唱題をさせて頂いた。決意を話すと、皆さんが温かく激励してくれた。その激励にお応えできるよう、明日からまた自分自身の挑戦が始まる。唱題会を終えて、くまおばちゃんとラーメン…

【閉塞感】

やはり病院には行けなかった。 元々行くつもりもなかったが。気分転換したくて、知り合いの理容院に行く。そこにはSさんがいた。いつものメンバーが揃ったのだが、私の身体を労る素振りさえなかった。言ってほしいとは言わないが、常識的に声をかけるのが普…